About Time

あるミニマリストのおすすめアイテム紹介ブログ

仕事は『すぐやる』よりも『明日やる』を選ぶ。

僕がオススメしたい、お気に入りの本やマンガを紹介していきます。

『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版』

 f:id:Lync:20170319174526j:image

「すぐやる」タイプの限界

「すぐやる」タイプの人は、評価が上がりやすい。

 

「こいつに頼めばすぐ仕上げてくる」という信頼を得られるからだ。

 

ところが、仕事が一定のレベルを超えると、「すぐやる」タイプの仕事はうまく進まなくなる。

 

なぜなら仕事のレベルが徐々に上がっていき「すぐやれない」仕事が増えていくからだ。

 

しかも「すぐできることはすぐにやる」というクセがついてしまっているので、全く重要ではない仕事でもすぐできると判断すると、条件反射で手をつけてしまう。

 

どうでもいいメールに即返信する、などはその典型例だ。

 

その結果どうなるか?

すぐやれるタスクによって重要度高のタスクに集中する時間を削られ、仕事の質が下がってしまうのだ。

 

 

これは僕自身が経験したことだった。

 

「すぐやる」から「明日やる」で仕事と生活の質をあげよう 

そんな悩みを抱えているなかで見つけた本が、『仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則・完全版』だ。

この本は「明日やる」を基本とするタスク処理の考え方を紹介している。

 

 

「今日来た仕事は明日やる」と決めると、その日は昨日までの仕事に集中できる。

 

前日に明日やることを決めておき、その計画に従って一日を過ごすだけ。

当日に来たタスクは全て明日以降にやる。

 

このタスク処理の方法を取り入れてから、タスクの処理スピードが倍以上になったと感じる。

「『今日やる』と昨日決めたことが終わったら帰る」という明確な指針もできるので、退社前にまごつくこともない。

 

 

さて、僕はこのタスク処理法を実践して反省した事がある。

それは今まで「タスクを受けすぎていた」ということだ。

 

 

例えばメールを一日放っておくと、誰かが返信してくれたりする。自己解決したと報告メールが届くこともある。

 

ほっておいて問題ないタスクがあることに気づく。

明日以降にやろう、と思ってたことを誰かが自ずとやってくれることに気づく。

 

 「明日やる」姿勢はメンバーも育てる?

これは持論だが、なんでもかんでもすぐに手をつけてしまうと部下や案件メンバーのやる事がなくなってしまうし、考える力も育たなくなる。

 

そういった意味でも、「明日やる」「明日以降にやる」という考えは役に立つのではないだろうか。